オススメ度★★★☆☆
タイトル | 晒されて堕ちて使われて彼女の記録 |
サークル名 | ShinoEdgar |
サークル設定価格 | 550円 |
すべて──また濡れてる……歩くよ
Chapter1:夜の公園、命令の囁き
「
……ほんとに、ここでやるの……?」
声は小さく、消え入りそうだった。
そんな雪の隣で、彼は淡々とバッグを開け、彼女の服に手を
かける。
「服を脱げ」
その言葉に、雪はびくりと肩をすくめた。
「
……ここで、全部……?」
彼の目はまっすぐだった。拒絶を許さない静かな圧力。
雪は息を呑み、震える指先でブラウスのボタンに手をかけ
る。
──パチ、パチ……。
一つずつ外していくたびに、夜風が肌を撫でていく。
ブラウスの下のキャミソールも脱がされ、スカートも、
ショーツも、すべて──。
月明かりだけが照らす中、彼女はとうとう、全裸になってし
まった。
「裸のまま、公園の中を……歩くの……?」
「そうだ。おまえの身体が、どんなふうに風を感じるのか、
味わってみろ」
雪の喉が、小さく鳴った。
──見られたらどうしよう。誰か来たら。通報された
ら……。
でも、それ以上に、足元から這い上がってくる興奮の熱が、
自分でも恐ろしいくらいだった。
「
……歩くよ。歩くけど……」
「けど?」
「見てないで、一緒に来て……」
弱々しく手を伸ばした雪の指先を、彼は無言で握った。
そして、言った。
「俺は少し後ろから歩く。おまえの尻を見ながらな」
その一言に、雪の足の間がジワリと湿る。
──また濡れてる……私、ほんとに……。
そう思いながら、雪は裸のまま、夜の公園へと一歩、踏み出
した。
6万字程度
表紙、挿絵イラストの作成と文章校正の一部にAIを使用しています